糖尿病医科歯科連携講習会
平成29年2月26日(水)に姶良地区歯科医師会館大会議室にて、糖尿病医科歯科連携講習会が開催されました。
今回は歯周病および糖尿病専門医のお二人が講師でした。
参加者は会員歯科医師23名、会員スタッフ20名の計43名でした。
まず始めに、歯周病専門医の谷口拓郎先生から「糖尿病患者に対する歯周治療」についてご講演いただきました。メインテナンスとSPTの違いについて再度確認することができました。
続きまして、糖尿病専門医の林大輔先生に「糖尿病診療と地域連携」についてご講演いただきました。特にHbA1cについて、合併症を進展させないために糖尿病治療をするということ、歯周病と糖尿病は関連があるということ、運動することによりインスリン抵抗性の改善がみられ週3回、30分以上必要なことなど糖尿病についてわかりやすく説明していただきました。糖尿病と歯周病は関連があるため、歯科のメインテナンスをする文化を広めることが大切である事を再認識しました。今後は、より糖尿病における医科歯科連携をすすめるため、お互いに簡便に紹介できる環境やツールを整備していく事や、日頃からの情報交換が大切だということをまとめとして講習会が終了しました。
改めて、糖尿病連携手帳も有効に活用しなければと感じました。さらなる医科歯科連携につながる、とても有意義な研修会でした。 |