平成27年12月10日(木)に「第32回姶良地区学校保健研究協議会」が、霧島市国分シビックセンターで開催されました。

開会の挨拶
　姶良地区学校保健会　　会長　佐藤　昭人　

事例発表及び研究協議
　主題　「望ましい食生活の習慣を育むにはどうあればよいか」
　発表者・補助者
　霧島市立国分南小学校栄養教諭　飯牟禮裕美先生
　霧島市立国分南小学校養護教諭　弓削氏寛子先生
特別講演
　演題
　「学校歯科保健におけるフッ化物の応用」
　講師
　　医療法人まほうつ会　理事長　宮川尚之先生（本会会員）
　
　事例発表及び研究協議では、全職員の共通理解に基づいた指導を通して、食育推進委員会、給食運営委員会を設置し、食事マナーの習得、食への理解を進めると取組みについて発表、協議がされ、学校・家庭・地域を巻き込んだ「食」の取り組みについて評価する意見が多く出ました。今後も「食」への取り組みを継続、発展させ、さらに子供たちの健康つくりの推進が望まれる研究協議でした。
　特別講演では、学校歯科保健におけるフッ化物の応用について、本会会員である 医療法人まほうつ会　理事長　宮川　尚之　先生が豊富な事例をもとに講演されました。まず、本県のむし歯の現状とその予防法について、表やシェーマを示しながら解説され、むし歯の予防におけるフッ化物応用の安全性と優れた有用性について多くの事例をもとに、分かりやすく講演されました。ご講演を頷きながら聞く参加者も多く見られ、フッ化物の応用、フッ化物洗口への理解が進んだ講演となりました。